Network Flow Monitor を使用してアラームを作成する
Amazon CloudWatch アラームは、他の CloudWatch メトリクスと同様に、Network Flow Monitor メトリクスに基づいて作成できます。
例えば、Network Flow Monitor のメトリクス Retransmissions
に基づいてアラームを作成し、このメトリクスが選択した値を上回ったときに通知を送信するように設定できます。Network Flow Monitor メトリクスのアラームは、他の CloudWatch メトリクスと同じガイドラインに従って設定します。
アラームの作成対象として選択できる Network Flow Monitor メトリクスの例は次のとおりです。
[Retransmissions]
タイムアウト
[RoundTripTime]
Network Flow Monitor で使用できるすべてのメトリックを確認するには、「静的しきい値に基づいて CloudWatch アラームを作成する」を参照してください。
以下の手順は、CloudWatch ダッシュボードのメトリクスに移動し、[Retransmissions] に対するアラームを設定する例を示しています。次に、CloudWatch の通常の手順に従って、選択したしきい値に基づいてアラームを作成し、通知を設定するか、その他のオプションを選択します。
CloudWatch Metrics で [Retransmissions] のアラームを作成するには
CloudWatch コンソールの https://console.aws.amazon.com/cloudwatch/
を開いてください。 [メトリクス] を選択し、次に [すべてのメトリクス] を選択します。
AWS/NetworkFlowMonitor
を選択して Network Flow Monitor をフィルタリングします。[MeasurementSource, MonitorName] を選択します。
リストで、[Retransmissions] を選択します。
[アクション] にある [GraphedMetrics] タブで、ベルのアイコンを選択し、静的なしきい値に基づいてアラームを作成します。
次に、CloudWatch の通常の手順に従ってアラームのオプションを選択します。例えば、[Retransmissions] が特定のしきい値を下回った場合に Amazon SNS メッセージで通知を受けるように選択することができます。別の方法として、またはそれに加えて、ダッシュボードにアラームを追加することもできます。
以下に留意してください。
通常、Network Flow Monitor メトリクスは集約され、30 秒ごとに Network Flow Monitor バックエンドに送信されますが、これには 5 秒 のジッターが含まれています (つまり 25~35 秒になります)。
Network Flow Monitor のメトリクスに基づいてアラームを作成する場合は、アラームのルックバック期間を設定するときに、公開前にわずかな遅延があることを考慮してください。評価期間には、ルックバックウィンドウを最低 25 分設定することをお勧めします。
CloudWatch アラームを作成する時のオプションの詳細については、「静的しきい値に基づいて CloudWatch アラームを作成する」を参照してください。