EC2 Capacity Manager
Amazon EC2 Capacity Manager では、オンデマンドインスタンス、スポットインスタンス、キャパシティ予約のキャパシティ使用状況を 1 か所から監視、分析、管理できます。Capacity Manager は、1 時間ごとの更新と最適化機能で使用状況データを集計する統合ダッシュボードを通じてキャパシティの追跡を簡素化します。
大規模なエンタープライズ企業やマルチアカウント組織向けに設計された Capacity Manager により、複数のソースから手動でデータを収集する必要がなくなります。このツールは、AWS リージョン全体の深いインサイトを提供します。詳しいキャパシティメトリクスをドリルダウンし、クラウドリソースを最適化するためのアクションを即座に実行できます。
AWS Organizations 統合を有効にすると、組織内にあるすべてのメンバーアカウント全体のキャパシティデータを単一のダッシュボードから表示して分析できます。Organizations 統合を有効にしない場合、Capacity Manager が監視するのは有効化されている個々の AWS アカウント内のリソースのみになります。
注記
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Capacity Manager を有効にできるのは、アカウントあたり 1 つの AWS リージョンのみです。
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Capacity Manager に表示されるすべてのコストは、公開されているオンデマンド料金に基づいた推定コストです。Savings Plans やリザーブドインスタンスなどの割引は見積もりに含まれていません。実際のコストは、これらの見積もりとは異なる場合があります。
主な機能
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一元化されたダッシュボード: 1 時間ごとに更新される新しいデータポイントを使用して、すべてのアカウントとリージョンのキャパシティ使用状況を表示
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クロスアカウントの可視性: 管理者アカウント向けの組織レベルのビュー
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データエクスポート: キャパシティデータを Amazon S3 にエクスポート
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API: キャパシティメトリクスとデータへのプログラム的なアクセス
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柔軟な分析: 過去 90 日間からのさまざまな期間全体でキャパシティ使用状況を調べるための動的な日付セレクター
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包括的なメトリクスとディメンション: 複数の測定単位 (vCPU、インスタンス、推定コスト) にまたがる 30 個を超えるメトリクスと、アカウント ID、リージョン、インスタンスファミリー、アベイラビリティーゾーン、インスタンスタイプ、プラットフォーム、テナンシー、予約固有のディメンションなどの広範なフィルタリング機能にアクセス