AWS KMS との統合
インスタンスには、NitroTPM から取得したアテステーションドキュメントを使用して AWS KMS API リクエストを行うことができるアプリケーションが必要です。アテステーションドキュメントを使用してリクエストを行うと、AWS KMS は提供されたアテステーションドキュメントの測定値を KMS キーポリシーのリファレンス測定値と照合します。リクエストは、アテステーションドキュメントの測定値が KMS キーポリシーのリファレンス測定値と一致する場合にのみ許可されます。
アテステーションドキュメントを使用して、Decrypt、DeriveSharedSecret、GenerateDataKey、GenerateDataKeyPair、GenerateRandom のいずれかの API オペレーションを呼び出すとき、これらの API は、アテステーションドキュメントからのパブリックキーのレスポンス内のプレーンテキストを暗号化し、プレーンテキストの代わりに暗号文を返します。この暗号文は、インスタンス内に生成された対応するプライベートキーを使用してのみ復号できます。
詳細については、「AWS Key Management Service デベロッパーガイド」の「NitroTPM の暗号化アテステーション」を参照してください。
注記
サードパーティーのサービスに対してアテステーションを行う場合は、アテステーションドキュメントを受信、解析、検証するための独自のカスタムメカニズムを構築する必要があります。詳細については、「NitroTPM アテステーションドキュメントを検証する」を参照してください。